2016年02月15日

奈良県立美術館「蕭白・松園…日本美術の輝き」

〈2016年美術展感想1展目〉
蕭白・松園…日本美術の輝き.JPG

蕭白・松園…日本美術の輝き
会場:奈良県立美術館
会期:2016.01.23-03.13
観覧料:¥400
図録:未購入

 奈良県立美術館で開催の「蕭白・松園…日本美術の輝き」を鑑賞してきました。これは美人画や武者絵から近代美術,或いは刀剣といった分野までを扱った美術展です。この幅の広さが面白いなあと思ったら,今年のNHK大河ドラマ『真田丸』に関連しての企画展だった模様。道理で関ヶ原の戦い前後の出展品が多いなあと思いました。とは言え,それ程前面に押し出されていなかったのは幸いであると言えましょう。

 前期と後期で一部の展示が変更となりますが,展示物は概ね100点と見応えは十分。普段はあまり見ない刀剣などの展示があったのも面白いです。とは言え,やはり最大の見物は曾我蕭白の<美人図>でありましょう。これがいきなり最初に展示されているのは驚きました。なお,この作品は前期のみの展示で,後期は上村松園の<春宵図>と入れ替わるとのこと。上村松園の麗しい美人画も好みなのですが,曾我蕭白の奇想に富んだ作品も捨てがたいので,甲乙は付け難いところであります。また,豊臣秀頼の母である淀君のものと伝えられる肖像画が展示されていたのは予想外で驚きました。あまり日本美術の知識が無いこともあり,近代以降の作品は殆どが知らない作家の作品だったのが残念。とは言え,それが理由で楽しめなかったということはありません。寧ろ,却って先入観なく楽しめたと言えるかもしれません。流石に竹内栖鳳や富岡鉄斎は知っていましたけれども。日本刀はその尖鋭的な美しさが非常に魅力的でありました。此方ももっと勉強したいところであります。

 曾我蕭白と上村松園を目当てだった割にはそれ以外も大変に楽しめた美術展でありました。意外に近代日本美術というのも好みであるという気がします。今までが単に食わず嫌いだけだったのかもしれません。もう少し美術鑑賞する分野を広げて行きたくなる,そんな美術展でありました。刀剣ももう少し知識を養いたいところでありますね。こういう予定外の美術展が楽しいというのは実に嬉しいものであります。様々な形でいろいろな美術に巡り合いたいものです。楽しかったです。
posted by 森山樹 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展感想

2016年02月14日

ブログ名変更のお知らせ

諸事情によりブログ名を変更しました。
新たなブログ名「ディレッタントの奇想曲(カプリッチョ)」を今後ともよろしくお願いします。
posted by 森山樹 at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知

2016年02月02日

2016年2月美術展鑑賞予定

【関東】
神仏・異類・人@國學院大學博物館(11.21-02.07)
水 神秘のかたち@サントリー美術館(12.16-02.07)
ゆかいな若冲,めでたい大観@山種美術館(01.03-03.06)
イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々(01.16-03.21)
勝川春章と肉筆美人画@出光美術館(02.20-03.27)
ボッティチェリ展@東京都美術館(01.16-04.03)
はじまり,美の饗宴展@国立新美術館(01.20-04.04)
レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦@江戸東京博物館(01.16-04.10)
【中部・東海】
聖ねる風景 ルネサンスからルオーまで@ヤマザキマザック美術館(11.20-02.28)
エコール・ド・パリ@清須市はるひ美術館(01.09-02.28)
マリー・ローランサン@碧南市藤井達吉現代美術館(01.09-03.06)
ピカソ,天才の秘密@愛知県美術館(01.03-03.21)
【近畿】
支国 甦る海の王都@大阪府立弥生文化博物館(12.15-02.21)
長谷寺の名宝と十一面観音の信仰@あべのハルカス美術館(02.06-03.27)

先月と然程変わらない印象があります。
東京遠征すれば鑑賞したい美術展は多いです。
来月くらいに何とか果たしたいもの。
問題は心穏やかに楽しめるようになっているかですけれども。
名古屋の「ピカソ展」は一応鑑賞するつもり。
関西も目ぼしい美術展には欠ける印象があります。
春になってからが本番と言うことになりましょう。
もう少し積極的に鑑賞出来るようになりたいものです。
現段階ではなかなか難しいのですけれどね。
posted by 森山樹 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展鑑賞予定

2016年02月01日

2016年1月美術展鑑賞記録

2016年1月に鑑賞した美術展はありませんでした。
鑑賞したい美術展が近場ではなかったのが原因。
勿論,精神的な不調も一因であります。
趣味活動を営むにはやはり心の平穏が一番だなあと実感します。
東京や関西への遠征もしたいのですが,その気になりません。
見逃すと絶対に後悔すると分かってはいるのですけれどね。
早く美術を楽しめる境地へと回復したいものです。
posted by 森山樹 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術鑑賞記録